塗膜が無いので、チーク本来の風合いをより感じていただける仕上げ方法です。
傷やシミができやすい反面、メンテナンスをしながら経年変化を楽しめ、末永く愛着を持ってお使いいただけます。
普段のお手入れ
乾いた布やかたく絞った布で拭いてください。水濡れは乾いた布ですぐに拭き取ってください。
よごれがついた場合は、ぬるま湯で薄めた家庭用中性洗剤を浸してかたく絞った柔らかい布でよごれを取り除いたあと、乾いた布で洗剤と水分をしっかり拭き取ってください。
シミがついた場合
木目に沿ってサンドペーパーで軽く削り取り、表面をならしてから市販の無垢材用ワックスを少量ずつ塗り込むと目立たなくなります。
(ワックスを塗る際は目立たない部分で試し塗りをしてから作業を行ってください)
定期的なお手入れ
表面のよごれをかたく絞った柔らかい布で拭き取り、市販の無垢材用ワックスをムラなく全体的に塗り込みます。
約10分後にカラ拭きして余分なワックスを取り除き、数時間乾かすとメンテナンス完了です。
(数か月に一度程度のワックス塗布をおすすめします)
キズの補修方法
補修に使うサンドペーパー(粗めと細かめの2種)、無垢材用ワックス、柔らかい布を準備します。
1.ヤスリ掛け
キズより少し広めの範囲を、目の粗いサンドペーパーで全体的にならすようにヤスリ掛けをします。
次に、目の細かいサンドペーパーで凹凸が無くなる様に仕上げます。
2.ワックス掛け
サンドペーパーで整えた部分に、市販の無垢材用ワックスを柔らかい布にとり少量ずつ塗り込んでいきます。
3.仕上り
最初にあったひっかきキズがほぼ見えなくなりました。
コップの水滴等による輪ジミもこの方法で補修する事ができます。